京都・宗教系大学院連合 公開シンポジウム 2018

テーマ

「経典の翻訳 ―その意義と課題―」

日時

2019年1月26日(土) 13:30~15:30

場所

同志社大学 至誠館 23教室

プログラム

2018年12月、新訳の聖書が刊行された。翻訳作業が始まって8年がかりの事業であった。発行先である日本聖書協会は、聖書を約30年ごとに改訂あるいは新たに翻訳してきたが、キリスト教会は経典の翻訳をなぜそれほど頻繁に新たにするのだろうか。そもそも、経典を訳しなおす伝統は古代からあったのだろうか。
 同じ一神教のイスラームでは経典としての翻訳は禁じられている。キリスト教とイスラームとでは、経典の機能に対する考え方が違うのだろうか。
このシンポジウムでは、経典翻訳の意義と問題点を様々な角度から検討したい。
パネリスト:石川 立 (同志社大学神学部教授)
      加藤哲平 (日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)、同志社大学神学部嘱託講師)
      辻 圭秋 (元・同志社大学大学院神学研究科後期課程 学生)
※それぞれが小講演をしたのち、3人でディスカッションをしたいと思います。