第15回 K-GURS宗教研究会(2016年度)ご案内

テーマ

震災と宗教

日時

2016年10月8日(土)午後1時30分〜3時30分

場所

大谷大学 尋源館(赤レンガ) J103教室

発表者

皇學館大学教授 加茂正典 先生 「神道と震災・災難」
5年前の東日本大震災に続き、今年の4月には熊本を中心に大きな地震が起こり、甚大な被害が出ました。また夏には台風による大雨による被害も連続して起こっています。自然の中に生きている限り、災害はまぬがれることができません。宗教は立場の違いはあっても、人間の苦しみを見つめ、人間における救いを課題としてきました。今年の第15回「K-GURS宗教研究会」では、「震災と宗教」をテーマとしました。震災を初め、様々な災害と宗教はどのように向き合ってきたか、またこれから向き合っていくのかを改めて考えようという趣旨であります。
 基調講演として、皇學館大學教授で神道史・日本文化史を専門としておられる加茂正典先生にお願いをいたしました。先生はK-GURSの評議員も務めてくださっています。神道の御立場から70分から80分程度の講演をいただきます。その後、会場の参加者からの質疑を交えながらディスカッションをする形式で進めていく予定をしております。
 K-GURS創設の意義を再確認し、宗教系大学院の教育・研究の展開をおはかりいただくためにも、大変有意義な機会であると存じます。加盟校所属の研究者・大学院生の積極的なご参加をお呼びかけくださいますようお願い申し上げます。